勝手にパリ百景  その4 矢っパリ建物でしょ

 

4 エッフェル塔  説明は、−JTB 街物語 パリ−に拠った

1882年から計画され、約700人の建設応募者の中から選ばれた鉄骨専門の技師ギュスターヴ・エッフェルの設計で、1889年に完成した。建設総費用は800万フラン。むき出しの鉄骨を使った塔は、当時としては斬新そのもので、「バベルの塔」になぞらえられ「パリの名誉を汚す怪物」と非難された。

「この塔でランチを食べるのは最高。パリで唯一エッフェル塔が見えない場所だからね」というジャークを飛ばしたのは小説家モーパッサンである。この非難を受けて、塔は20年後には解体されることになっていたが、無線技術が開発されたために、そのアンテナ塔として残されることになった。

建設当時の高さは300m、アンテナがたてられて320.75mとなった。

1889年の万博会期中に約600万人が塔に登り、入場料収入も建設費の四分の三に達した。1900年のパリ万国博覧会でも、エッフェル塔を中心に行われ、入場者数は約5000万人と空前の規模だったという。

1887年から89年にかけて僅か26ヶ月塔は立ち上がったという。300人の職人が建設に当たったが一人の死者もなく工事は終了したという。今でも、エッフェルの指示に従って、7年ごとに塗装の塗り直しをしているという。

東側からの姿−奥に見えるのは、シャイヨー宮。手前は、シャン・ド・マルス公園。

左から、西側からの姿−塔に登る人達でいっぱい。そして奥に見えるのは、モンパルナスタワー。

そのモンパルナスタワーからのライトアップ姿−22時頃。塔の後ろの明るいのは、シャイヨー宮だ。

アレクサンドル三世橋からセーヌ川越しのエッフェル塔

気分はパリジャントップ     建物 1