ミレー、他の人達の部屋

ミレー 落ち穂拾い(83.5×111cm) 1857年

 

ミレー 晩鐘(55.5×66cm) 1857-59年

往々にして絵画が有名になり多くの人の目に触れる機会が増えると、新鮮みが失われ、見たくなくなってしまうものだ。

例えば郵便カレンダーやタペストリー、陶器皿、カマンベール、チーズの表箱などあらゆるものに複写・複製され、誰もが知っているミレーの『落ち穂拾い』や『晩鐘』について、何か新しいものがなければ、ミレーが作り上げたこの農民のイメージの前で足を止める気にはならない。この絵画に人々の関心を引きつけるのは絵そのものが持っている魅力なのだ。絵の中の三人が被っている頭巾の黄土色、オレンジがかったバラ色、そして空色の素晴らしい背景の中で、身をかがめた女性たちの体が生み出す不朽のリズムに誰もが身を任せたくなるのである。

-オルセー美術館見学 ORSAY- から

注:ガラスの反射が写り込んでいる

 

ピサロ 赤い屋根、冬の林の眺め(54.5×65.6cm)  1877年

 

アレクサンドル・カヴバネル フランチェスカ・ダ・リミニとバオロ・マラテスタの死(130×225cm) 1863年

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下の2点は誰の作か良く覚えていない。

 

気分はパリジャントップ