5−5 ローマ遺跡の街メリダ
メリダのグアディアナ川に架かるローマ橋と、その袂にあるローマ建国伝説の雌狼と双子の兄弟
エクストレマドウラ自治州の首都メリダは、かってローマ帝国の属州ルシタニアの都であり、キリスト教伝播の重要な中心都市として栄えました。メリダはローマ時代カンタブリアの戦いの後の第5、10部隊の退役軍人の定住地として、また当時最も重要な街道となったメリダとアストルガを結ぶ交易路「銀の道」の要衝として紀元前25年に構築された都市です。−スペイン政府観光局資料から−
ローマ劇場
紀元前1世紀、アウグストウス帝の娘婿アグリッパが建設したもの。舞台は豪華な大理石の円柱や彫像などで装飾されている。収容人員は6千人。現在でも、演劇や音楽祭が行われている。
内部、舞台、客席
左は客席の外側、右は横から見た(左に客席、右に舞台)
円形競技場
これも、紀元前1世紀に建設された。1万4千人収容できる。ここでは、人同士、人と猛獣、猛獣同士などの対戦が行われたという。
競技場(全景の3分の1くらいか)、競技場に面している猛獣の檻(シャッターを押したら、偶々この人が奥からでてきてしまった)、横には餌を入れる穴がある
以上2施設は有料だったが、以下のものは街の中に散在していて誰でも普通に見ることが出来る。
上の施設が、何なのか覚えていない(>_<)。帰宅後本で調べても分からない。ディアナ神殿、トラヤヌスの門等の名称がでてくるのだが…