勝手にパリ百景 その4 矢っパリ建物でしょ
1 オペラ座ガルニエ
オペラ座ガルニエ正面とガルニエ胸像
以下説明文は、−JTB 街物語 パリ−に拠った
ナポレオン三世統治下、パリ大改造計画の一環として建てられた劇場。171ものプランから、当時無名だったシャルル・ガルニエ(左の写真−この劇場に向かって左側面にあり、カルボー作)の案が採用された。
丸い屋根の上には、アポロン像(ミレー作で、古代ギリシャの弦楽器、金のリラを捧げ持っている)。ファサード最上部の左右にはギュメリー作の立像がある。向かって左はハーモニー、右がポエジー。
なお、ガルニエの胸像のあるところは、かってナポレオン三世が馬車で直接館内にはいるための入り口が、あったという。
正面の階段は、いつも賑わっている。カルボー作のダンス群像(向かって右側にある。風俗紊乱のかどで、大批判を浴びたという。オリジナルはオルセー美術館にある)
ファサードには、7人の作曲家達のブロンズ製胸像が据え付けられている。モーツアルト、ベートーベン、ロッシーニらオペラ・ガルニエの歴史に輝く人物群像である。名前と生没年の銘がある。
豪華なロビー
これまた豪華なホール、天井画はシャガールが描いたもの。座席もとてもゆったりしていた。
これは、オルセー美術館に展示されているオペラザ・ガルニエの断面模型。これは、こちら側が西で、正面は右側になる(南北に切断)。見ている人の床は透明なガラスで、オペラ座周辺の街並みの立体模型が展示されている。つまり、街並みも芸術、ということ。