4 私のルーブル
パリ滞在中、ルーブル美術館には2日間行った。HOTEL BURGUNDYから歩いて20分ほどだ。とても規模が大きく、2−3日ではとても見切れない。日本語のイヤーホーン・ガイドを貸してくれる(5ユーロ−700円ぐらい)のだが、パスポートと引き替えというのがどうも納得がいかない。とても不安。交換で返ってきて、ホッとした(廣い館内、借りたところを見つけるのも大変)。
金曜日は、21時半まで開館というのが凄いと思う。
美術館で貰った全体図(4つ折りで細かい案内がでている)。下の写真はそれぞれ、この図の 目の印 の位置から撮ったもので、上から順に、赤、青、緑、黄色の画角
上図赤−リシュリュー翼とロータリー(右にピラミッド、左にカルーゼル凱旋門、観光バスや車は、建物の中を横断している)−デウノン翼の2階から撮ったもの
上図青−ピラミッド(中央入り口はここ)とシュリー翼(正面)−ピラミッドは中国系アメリカ人の建築家I.M.ペイの設計。1989年に完成し、ナポレオンの中庭の景観を一新した。右はその内部(半地階)で、各翼への出入り口になっている。 −JTB 街物語パリ−から
上図緑−カルーゼル凱旋門(遠くにコンコルド広場のオベリスクが見える)−ナポレオン時代の1806年から08年にかけて建設された。ナポレオンの勝利をテーマにしたレリーフにバラ色の大理石円柱がよく映える。ルーブル側からエトワールへの眺め(この写真) が素晴らしい。 −JTB 街物語パリ−から
上図黄−デウノン翼にある馬蹄形の車路、同様の車路はフォンテーヌブロー城にもある(写真右)。ナポレオンの庭と呼ばれている。
ポン・ヌフ橋からのルーブル(右)、左奥にエッフェル塔、その右奥(橋の上)にオルセー(台形が二つ)、手前の鉄橋は芸術橋、左隅はセーヌ川クルーズ乗船場
上図の右側にある方形の中庭の地下に、中世のルーブル遺構が展示されている。これは1983年に発掘されたという。右がその案内だが、フランス語なので不明。帰宅後調べたら、中央の丸い部分@が、フィリップ・オーギュストがパリ・セーヌ川右岸に1190年頃、城塞を築いた時のもので、ルーブルの礎の誕生らしい。
そして図のABが、1365−70年にシャルル5世が拡張し、王宮に改築し、城塞から王宮になった、と、いう。