4 私のルーヴル  10 青いドレスの婦人

「青いドレスの婦人」

ジャン=バアティスト・カミーユ・コロー 1874年 油彩 80×50.5cm

コローは、テクニック上の純粋な喜び、絵画上のリアリズムに対する誠実な情熱から肖像画を描いた。これは晩年の作品のひとつでもあり、最も魅力的な女性像のひとつでもある。モデルは画家の親友の一人。ドレス、扇子といった上流階級特有の優雅な身なりとは裏腹に、モデルは腕を露わにし、自然体でポーズをとり受け身でリラックスした雰囲気を醸し出す。場所は画家アトリエ。−別冊 太陽 ルーブル美術館−から

 

 

 

 

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